この季節は、食後や休憩時に一息入れたい時、ホットコーヒーは欠かせませんよね。コーヒーを飲むと落ち着いたり、仕事に集中出来たり私も大好きです。
コーヒーにはリラックス効果だけではなく、その他の効果もたくさんあるようです。数値が気になる方も嬉しい「ズキズキ予防」にも良いようです。早速お話していきましょう!
健康リスクを下げるコーヒーの様々な効果
コーヒーにはポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」という物質が含まれています。この物質が数値を下げてくれる役割を持っていることが、アメリカの大学実験で明らかになりました。
又、コーヒーには利尿作用もあり、溜まったものを尿で排出できることも「ズキズキ予防」にとっては良いことですね。
アメリカ関節症研究の専門ジャーナルである「Semin Arthritis Rheum. 2016」のレポートによると、1日に4杯以上飲むことで明らかな数値降下が認められたとのことです。
1日4杯とは結構な量だなと感じましたが、3杯でも問題はないようです。4杯の人が一番効果があったというだけで、私も1日2~3杯ですので細かく考えずにコーヒータイムを楽しめばいいのではないでしょうか。
ブラックコーヒーが苦手な方は、砂糖を入れずに牛乳で飲みやすくするのがおすすめです。また、コーヒーはレギュラーコーヒーでなくとも「インスタントコーヒー」でも効果のほどは変わらないとの事です。
毎日、コーヒーを大量に飲んでも大丈夫なの?
それよりも、飲む時間帯に注意しましょう。カフェインには覚醒作用があるのは有名ですが、就寝前に飲むと寝つきが悪くなり良質な睡眠が取りにくくなる可能性があります。
かといって、カフェインの摂り過ぎにはご注意を
近年、若者を中心に「眠気が取れる・集中できる」という口コミからエナジードリンクや錠剤などが流行し、過剰にカフェインを摂取している傾向が見受けられます。
いわゆる「カフェイン中毒」という症状で、栄養ドリンクなどの摂り過ぎは「吐き気や意識の低下、心肺停止」の原因にも繋がりますので、過剰な摂取は絶対にやめてください。
その他のコーヒーにあると言われている効果
・ビールを毎日飲んでいる人であり尚且つコーヒーも毎日3杯以上飲んでいる人は、同じ条件でコーヒーを飲まない人よりもγ-GTP(肝機能障害を判断する値)が10以上低いという結果が出ています。脳卒中についても、飲まない人に比べると発症の可能性がより低いという結果が出ています。
・コーヒーに含まれているクロロゲン酸ががん細胞の増殖を抑制し、また転移を抑える役割も担っているという研究結果が東北大学から発表されています。
・コーヒーを飲む人の方が、食事によって上がった血糖値を下げて正常に保つ働き(耐糖能)に異常がないことが多く認められています。おそらくコーヒーの成分にあるクロロゲン酸やマグネシウムなどが血糖値の上昇を抑えているのではないかということです。
・コーヒーに含まれているクロロゲン酸とカフェインが脂肪を分解する働きを担っています。ダイエット効果がより発揮出来るのは食後のコーヒーです。リラックス効果もあるのでダイエット効果も兼ねながら、食後の余韻を満喫しましょう。